はじめに

DFGCでは複数のプロジェクトを進行させています。

これらのアイデア・ソースの盗用を防ぐために開発をステルスで行っていますが、進捗が一般のメンバーに共有されづらいという問題があります。

本活動報告の目的は、このようなクリプトプロジェクト特有の課題について透明性を高めることで、メンバーの参加・貢献に寄与することです。

Yamato Protocol

Yamato Core

以下の修正をテストネットコントラクトに反映しました。

  • オラクル利用についてChainLink故障時のTellor利用挙動に安全装置を設置
  • オラクル価格取得コストを0にする関数の作成
  • 最小担保量を0.1ETHに設定

現時点で残す動作確認は償還と弁済の2つとなりました。

既知のバグの修正と動作確認を終え次第監査に進む予定です。

Yamato Interface

以下の改善を施しました。

その他UIの改善を随時予定しています。

Yamato Interface(GitHub) はOSSです。どなたでもIssueを立てることができますし、Issueの対応をすることができます。

Yamato Interface をより良いものとするために、皆様のコミットをお待ちしております。

今後の予定

メインネットローンチまでの予定は以下です。

  1. 償還・弁済コントラクト実行時のエラーを修正
  2. フロントを含めた動作確認の実施
  3. コード監査の依頼とレビュー修正
  4. メインネットv1ベータローンチ

上記と並行して担保率ブーストスコア、(veYMTブーストスコア)実装も進行させる予定です。

Core開発スポットタスク募集

複雑なアップグレードの生産性を高めるために、hardhatのローカルネットワークにて現行バージョンのYamatoコントラクト群をデプロイするスクリプトを作成していただける方を募集しています。

環境にサンプルpledgeを生成してアップグレード自動化スクリプトを流し込み、アップグレードが滞りなく進むことを手元で確かめるのが目的です。

TypeScriptが使えること、EVMやRPCノードの挙動を理解していることが条件です。

あわせてリファクタもしていただけるとありがたいです。

期限は一ヶ月を想定しています(必達ではありません)。

担当していただける方にはアップグレードのノウハウをマンツーマンでお教えいたします。

興味を持たれた方はdapp開発部にてお声がけください。

LoyaltyNFT

コア開発

SIWE(Sign In With Ethereum)し、そのEOAが保有するNFT内のポイントの転送を行うWebアプリのプロトタイプが稼働しています。

ログイン後にNFTを他EOAに転送することで他EOAでも2重ログインできるといった非アトミック性を抱えているため、オフチェーンでの対応を検討しています。

PoCの次の段階としてNFT内のポイントとギフトを交換するカタログアプリの構築を想定しています。

こちらはWeb2アプリの開発となりますので、Web2の技術をとっかかりにWeb3を学んでいきたい方にはよい題材になると思います。

コミュニティDiscordのLoyaltyNFTプロジェクトにて参加をお待ちしております。

NFTイメージ開発

DFGCから発行するNFTイメージの制作を進めています。

2D画像ではなく3DCG動画の提供を予定しており、枠の形や質感、主題のバリエーションを策定中です。

ある程度方向性が固まったら公開チャンネルでお披露目する予定ですので、楽しみにお待ちください。

NFT画像・モデルを制作していただけるイラストレーター・デザイナーを募集しています。
興味を持っていただけましたらコミュニティDiscordのNFT部にて参加表明をお願いします。

ネーミングコンペティション

LoyaltyNFTをパッケージ化する際の名称を決めるコンペティションを開催しています。

三次投票では上位3つが決選投票進出の予定でしたが、3位と4位が僅差のため、「YADORI」「AKASHI」「MATSURI」「emma」の4つをノミネートします。

ここからsnapshotによる決選投票へ進みます。

決選投票はこちらで行います。

加重投票制を採用しており、お持ちの票数(TXJPまたはfTXJP-102)を任意の比率に分割して投票することができます。

奮っての投票をお待ちしております。

関連リンク

コミュニティガイド: https://docs.defigeek.xyz/

Discord: http://discord.gg/FQYXqVBEnh

Twitter: https://twitter.com/DeFiGeekJapan


本記事に関するご意見、質問は、上記DiscordからDeFiGeek Communityの広報部までご連絡ください。